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このページは、ガイド及びロケ等での思い出を関係者の同意を得て掲載しています。

韓国からの大学生「秒速5センチメートル」のロケ地を訪ねて

種子島のゴリラ岩

8月のとある日、友人からメールが届きました。
「明日、韓国の学生が種子島に行きたいと言っているのですが、お時間はありますか?」

「秒速5センチメートルのロケ地を中心に回りたいそうなんですが、ご存知ですか?」
返信…「もちろん知っていますよ。日程を教えてください。」とやり取りが続き、ガイド了解。

当日、種子島西之表港に学生を迎えに出発。目印は、リュック。(待合せ時、事前に服装とかのチェックは行いません。不思議にそれなりに解るんですね。)

次々と乗船客が降りてきました。とそこへクライアントなる人物が。
「○○さんですか?」「そうです。○○です。○○さんですか?」、「はい。○○です。よろしくお願いします。」といった具合の出会い。(いつもこんな感じで〜す。)

早速、行程の打ち合わせ。すると彼は、インターネットで調べたアニメの現場写真のコピーを見せてくれました。
拝見するとよっぽどのファンらしくよく調べていました。

「それでは、行程の全ベてをお任せでよろしいですか?」、「よろしくお願いします。」

早速、手配していたレンタカーで移動開始。(レンターカーは通常より安価です。)車を走らせること30分で、最初のロケ地に到着。
「もしかして、ここがヨーグルッペを主人公が買ったお店では…?」感激のあまり無言の表情。
「こ、ここです。ま、間違いありません。」早速、車を降りて記念撮影。(撮影のアシスタント)

「ヨーグルッペは買わなくてもいいのですか?」「か、買います。」ってな具合で、次のロケ地へ。またしても感激。
そろそろ昼食としましょうか。格安のお店で昼食。(写真撮影)(夜のバーベキューのことはまだ話していません。演出です。)

午後の部を再開。午後からは、サーフィンと種子島宇宙センターのロケ地。
最初は、サーフィンの現場ロケーション。ここでも記念撮影。(主人公になったつもりで撮影。)種子島宇宙センターの敷地内に入る。

「ここからが、種子島宇宙センターの敷地内ですよ。」「とても宇宙センターといった雰囲気じゃないですね。自然がそのまま残っていますね。」

ロケット発射台、広大な青い海、海がめ岩やゴリラ岩、白熊親子岩などアニマルロックのお出迎え、そして、日本の宇宙開発を紹介している展示館の中へ。(熱心に日本の技術を勉強。)

帰り道は、サトウキビ畑や夜空を眺めるシーンの風景場所を案内。
感動の時間が経過し、あたりはすっかり夕焼け時に。「ついでに、夕日でも撮影しましょうか?」、「いいですね。是非、撮りたいですね。」

国道58号線に面するビーチへ移動、そして、夕日をバックに記念撮影。(すっかり満足)
アニメ「秒速5センチメートルのロケ地を尋ねて」のガイドアシスタントは終了しました。

「夕食が終ったら、家でバーベキューやっているので、どうですか?」「お邪魔してもいいんですか?」、「もちろんですよ!」(お宿のご主人も了解済みで、チーフの自宅まで送迎してくれることになっていました。)

バーベキューを始めてから1時間ほど経過した後、学生さんがやって来キました。
バーベキューのメインは、チーフの親父さんが獲ってきた生うに。丸ごと炭火で焼く。魚介類は、苦手といっていたが、5個を完食。

みんなで何個食べたのだろうか?その後は、カラオケボックスへ移動し宴会モードに。
もちろん閉シめの曲は、本日の旅のコンセプトの主題歌。山崎まさよしさんの「One more time, one more chance」をみんなで熱唱。そして、お開き。

次の日の朝一番。高速船で次の目的地へ旅立ち。必ず、再会することを誓いながらお別れ。(地元で知り合ったみなさんもお見送り。)
数日後、韓国からメールが届きました。元気にやっていますと。今でもメール交換をやっています。(家族がまた1人増えました。)
その時の様子を彼のブログで紹介しています。

再び種子島へ「今回は我家でホームステイ」

2009.11.21から再び種子島で我家でホームステイしながら3週間ほど過ごしました。
今回は、大学を卒業して4月から日本でワーキングホリデイをしながらの就職活動へのステップとか…。

福島でWHをして、東京〜名古屋〜三重〜和歌山〜大阪〜四国〜大分〜福岡〜鹿児島〜種子島へと渡ってきました。
今回、種子島では主に私のお仕事のお手伝いと農作業体験。ロケットの打ち上げも見ることが出来ました。

3週間を過ごして、次のWH先の白馬へ旅立ちました。鹿児島へ渡って奄美大島〜与論〜沖縄〜福岡〜鈍行鉄道で日本海側を回って白馬へ到着。
クリスマスからWHを開始。種子島でのライフスタイルはブログにて紹介するとか…。息子が旅立ったような気がしました。必ず韓国で再会することを誓って…。

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